<NIGEL CABOURN>
UTILITY JACKET MIX - HERRINGBONE + VINTAGE TWILL
アメリカ陸軍が着用していたユーティリティジャケットをベースに、前身頃はツイル、後身頃はヘリンボーンにミックスしたデザインです。
糊を落としているので、シャツジャケットのように軽く羽織ることができます。
ややオーバーサイズ感があります。
ツイルは引き裂きの原因となる力を斜めに受け流し、生地全体で耐えるため丈夫です。そのためワークウェアやミリタリーウェアに多用される組織です。
ナイジェル氏が所有するビンテージウェアは50年から100年の時を経過しています。そのため織りあげられた生地は着用された環境と相まって経年変化し独特の風合いを持ちます。かさかさにパサついたドライタッチと張り感を持つことが大きな特徴です。これらの特性を糸の素性と製織設計や仕上げのレシピなどオリジナルで施すことにより現代に蘇らせています。

引き裂き強度をあげるため、ビンテージのヘリンボーンを解析し、再現しています。
春夏の気候を過ごしやすいよう、軽い仕上がりです。
綾織り生地に引き裂き強度を上げるため、右と左の綾織りを交互に組み合わせたのが通常の『ヘリンボーン』ですが、ビンテージのヘリンボーンは解析した結果、綾織りの方向に応じて、タテ糸にS撚り、Z織りの糸を使い分けていました。
ナイジェル・ケーボンでは、ミクロの撚糸の方向までにこだわり、このビンテージのヘリンボーンを再現しています。
『着用者の命を守ると共に、ビンテージミリタリーウェアそのものが数年、数十年という時の流れを耐えてきた』という考えをここでも継承しています。

強固なファブリックに相応しい金属パーツのボタンが使われています。
今シーズンから、オリジナルのドーナツ型ボタンを制作しました。
ボタンを打つ際には、ボタンに適合したコマを打ち具にセットしてファブリックにボタンを打ち付けます。

オリジナルドーナツボタンはコマに工夫をこらして、ボタンの裏側にブロードアローが刻印されるよう細工しました。ボタンを打つ圧力は完全に一定ではない事を逆手にとってアトランダムな印影となるよう仕上げています。

