秋冬のニット帽といえばポンポン。世界史の中で1000年以上継承されてきたポンポンは単なるファッションステートメントではありません。歴史をさかのぼること1234年、それは紀元後790年ごろから人の頭の上に鎮座しはじめたといわれています。先ずスカンジナビアのバイキングや彼らの守り神の兜の上に装着され、後世ではナポレオンの歩兵隊、ハンガリーの騎兵連隊、スコットランドのハイランド連隊の帽子の上に見られました。フランスの水夫達は天井の低い船内で頭をぶつけた時の衝撃をやわらげる緩衝材としてポンポンを採用していました。 使用したウールは軽量で温かく肌当たりやわらかなスーパー120。チクチクが苦手な方にもおすすめです。