デザインの基は50年代フランスのワークジャケット。コットンデニムやリネンを用い、元あったようにポケットや前タテなどの各パーツにリペアを施してあります。
メインのファブリックには、日本に一台しかない旧式力織機でたった職人の手によって織り上げられた貴重なヘンプデニム生地を使用しています。ヘンプは頑丈な反面、伸ばすと千切れやすい性質を持つため、織るには大変な時間と技術を要します。ナイジェルケーボンオリジナルのヘンプデニムにはネップが所々に見られ、無骨でナチュラルな表情が特徴的です。また、一見肉厚なのにテロっと柔らかな質感を持ち合わせた、類稀なるファブリックです。肌に触れた瞬間ひんやりと感じられ、吸湿、速乾性に優れた生地感は真夏にも快適に着用いただけます。同素材のワークジャケットとのセットアップもおすすめです。