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どんな時に着るかよりもいつでも着たい服


今回はいつでも着たい服についてお話ししたいと思います。

表題のどんな時に着るかということについてですが確かにこの着方は存在します。
例えば飲食店など食事を作っている方に礼儀としてジャケットなど羽織っていくことはお互いを尊重している証です。コンサートなどそのアーティストのスタイルと同じ格好をするのは敬意の現れです。誰でもわかる話ではディズニーランドで耳をつけないのと一緒です(笑)

ここからいつでも着たい服のお話です。

いつでも着たい服とは自分と服だけの時間に着るものを指します。簡単に言えば一人で美術館へ行ったり、一人でガレージで薪割りをしたり正直言って誰も見ていません(笑)

しかしその時こそ個性が一番出る時で個性を熟成させる時でもあります。その時完成し熟成した個性で服を着ることがもっともおしゃれな着方となりオーラまで発します。一日5回くらい着替えてたらかなり個性をもった大物だと思われます(笑)

人と違ったことや物をもつことが個性と勘違いされていることが多いように思います。個性は内面から溢れ出るものが本物の個性だと思います。そしてその個性をもって身にまとうのが洋服という順番だと思います。

ここまで来るといつでも着たい服が欲しくなります。個性が強く固まっているので心底パワーを持った服でないと服が負けてしまします。ナイジェルはそれを受け止めて最低でも50対50、理想は40(ナイジェル)対60(個性)です。

そしてしばらく着ていると150%くらいのパワーまで引き上げてくれます。ナイジェルワールドへのチケットTAKIMOTOで販売しております(笑)




おすすめサイズについて


今回は各種おすすめサイズについてご案内いたします。

まずブルゾン・シャツジャケット系ですが

M43 WORK JACKET
こちらは通常のサイズでお選びいただくことをお勧めいたします。理由として肩の入り方で合わせていくジャケットでいつもシャツなど46をお選びいただいている方は46で、違和感なく着れます。こちらに関してはサイズアップは選択肢としてないように思います。

USMC PARKA
こちらは腕がアームホールをクリアしてしまえばお好みのサイズ感でお選びいただけます。袖丈があまり長くない設定の為サイズアップ方向でお選びいただくことをお勧めいたします。

FIELD JACKET
こちらはいつものサイズでお選びいただくことを標準としてサイズアップも可能となりますが、基本的にはサイズダウン方向をお勧めいたします。袖丈が長めの為サイズアップすると袖がもたつくことがあるかもしれません。

ここからジャケット・ベストのお話です。

MALLORY JACKET
こちらのジャケットはいつものサイズがお勧めとなります。もちろんデニム自体の今後の伸縮を考えてサイズアップも選び方の一つとなります。

COBBLER JACKET
こちらはいつものサイズよりワンサイズダウンが標準となります。こちらもサイズアップすると肩の入り方に違和感を感じますのでサイズダウンをお勧めいたします。

FARMER JACKET
こちらもコブラージャケット同様にサイズダウンが標準のサイズとなります。ただし袖丈が長くない為、ベストなどインナーのボリューム次第でサイズアップも可能となります。

COBBLER VEST
こちらのベストはいつものサイズを標準としてサイズダウンもサイズアップも可能です。ただしベストの形的に標準サイズもしくはサイズダウンをお勧めいたします。

ここからシャツのお話になります。

BRITISH OFFICER'S SHIRT TYPE2-HEMP
こちらのシャツはワンサイズダウンが標準の選び方になります。もちろんいつものサイズでお選びいただくこともできますが袖丈が長くなりますのでお好みでお選びください。

ARMY SHIRT
こちらはNEW MEDICAL SHIRTのサイズ感に近いサイズ感となります。標準もしくはサイズアップがお勧めとなります。基本的にはサイズアップ方向がお勧めです。

他の商品のサイズ感などお困りの場合はブログを遡っていただければ標準の選び方を記載してありますのでお読みくださいませ。

進化してほしくないもの


今回は私にとって進化してほしくないものについてお話しいたします。

世の中は進化していくもので溢れています。その反面失っていくものも沢山あります。便利になる反面そこに住んでいた方々や動植物などの住処がなくなります。非常に複雑な心境です。だからと言って車に乗らなかったり、電車に乗らなかったりすることもできません。

やはり極限まで気配りし共存を意識して環境を守る必要があると思います。そしてそこに敬意や継承がなければ何十年かしたら何一つ文化が残らないと思います。

先日インスタグラムでビンテージウェアによくある同年代のアイテムでしか自然に合わせられない事があるとお話ししました。

ビンテージウェアはとても素晴らしく何点でも欲しくなります。むしろ何点でも欲しいです。私も以前は同じ型(全く同じもの)を何点も収集していました。理由は気に入っている同じアイテムを一生着たかったからです。しかし分かってはいましたが、生地がやられてはクローゼットの隅もしくはリユース店へ追いやられていきました。

気づいたら何一つ軸がありませんでした。また一から買おうと思ったとき目についたのがアウトドアウェアでした。機能性も素晴らしく外遊びが多い私にとって最高のアイテムでした。

しかしまた気づいたら何一つ軸がありませんでした。何用という感じになっていました。そのあとコレではだめだと思い日常から外遊びまで使え丈夫なものはないかと探していました。丈夫なものだけなら世の中にたくさんありました。やはり作業着として作られたものが素晴らしいです。

ですが作業着では用途ごとに特化しすぎていてこれも現実的に使えませんでした。
私はその時気づきました、世の中のすべてのものは原点で選ぶべきだと言うことを。

今の世の中、原点から大きくかけ離れていたりプロモーションで原点のようにみせたり。

ナイジェルケーボンに関しては実際にあった出来事や物しかベースにしていないので安心して着ることができます。

私の中の位置づけではアウトドアウェアに満足できない人やファッション性のみの服に満足できない人の居場所だと思っております。

釣具の話ですが、新品のリールが欲しいんですが私が知っている限りでは原点で作っているものは日本に2種類しかありません。機械加工のプロフェッショナルの方おられましたら良いものを作ってください。宜しくお願い致します(笑)。






ARMY CARGO PANTのお話


今回はアーミーカーゴパンツ細部のお話をしたいと思います。

アーミーカーゴアーミーカーゴ
(ドローコードで絞った状態)

こちらは3年ほど履いたカーキ色のパンツになります。やはりおろしたてのアーミーカーゴパンツより股下が詰まり購入当初のもたつきがなくなってきました。

生地の変化や色など何か変化がうまれた時というのは365日ナイジェルケーボンの服しか着ない私にとって非常にうれしい瞬間です。

そして着るたびにひらめきや驚きが出てくるのがナイジェルケーボンの素晴らしさです。






春夏ヘンプ・リネンシャツのサイズ感について


2024春夏シャツについてご説明致します。

通常のオフィサーズシャツに比べてタイプⅡは大きめのサイズ感となっておりますが、「ヘンプ・リネン」素材のシャツの場合は干し方や乾燥の環境によってシワや縮みの影響で一回りコンパクトになる場合がございます。

基本的にはいつものサイズでお選びください。
そして素材感や色を最大限にお楽しみいただけたらと思います。

一般的なサイズの選び方


※UTILTY SHIRT-TYPE2
NEW MEDICAL SHIRT-SALT&PEPPERは大きめのサイズの為除きます
※平均身長、体重を基準として算出しています

身長160~170cm 体重64kg    ナイジェルケーボンサイズ 48
                   フィルソンサイズ     S
                   ナイジェルケーボンパンツ 30~32
身長170~180cm 体重71kg    ナイジェルケーボンサイズ 50
                   フィルソンサイズ     M
                   ナイジェルケーボンパンツ 32~34
身長180~190cm 体重79kg    ナイジェルケーボンサイズ 52
                   フィルソンサイズ     L
                   ナイジェルケーボンパンツ 34~36
※実際によくあるサイズとして
身長160~170cm 体重80~85kg ナイジェルケーボンサイズ  52
                   フィルソンサイズ     SまたはM
                   ナイジェルケーボンパンツ 36~38
身長170~180cm 体重85~90kg ナイジェルケーボンサイズ 52または54
                   フィルソンサイズ      M
                   ナイジェルケーボンパンツ 36~38
身長180~190cm 体重90~95kg ナイジェルケーボンサイズ  54
                   フィルソンサイズ      L
                   ナイジェルケーボンパンツ 36~40

ご覧いただいたと通りよくあるサイズのパンツサイズが腰、お尻周りの具合で一人一人変わってきます。上記サイズに該当するお客様はオンラインショップのお問い合わせやインスタDMなどでお気軽にご相談くださいませ。

原点


服と生活は密接な関係があります。

今回は「自分を成長させる服の存在」についてお話いたします。

どんなことでももっと高みを目指したい、もっといろんな人を幸せにしたいと思うことがあると思います。そんな時は必ず原点が必要になります。

私も幾度となく原点に返っていろいろなことを考えてきました。しかし注意したいのは原点に返ったと思い込んでいる時です。

ふと気づいたら自分で勝手に作った原点にいることが良くあります。

原点とは作った本人以外誰も踏み入れない物事の本質になります。ナイジェルケーボン製品で言えば本人以外真相は誰もわかりません。

でも理解しようと必死になって着ることはできます。

実は必死になって着ることが感性をさらなる高みへと導いてくれます。

ナイジェルケーボンアイテムは丈夫だからあまり買い替えなくて済みますよね?とよく言われます。確かに丈夫です。ですが逆を言うとそれだけ着ていないとも言えます。

極端な例かもしれませんが、一年中全く同じテレビ番組が流れていたらどうでしょうか笑

感性が成長するはずがありません笑

芸術的な作品でも全く同じものが10個並んでいてもその人の考えていることが全く理解できません。それと同じです。

ナイジェルケーボン本人もフレンドリーな元気なおじさんというキャラクターだけではありません。人一倍真面目で世の中の為に熱心に働いています。

彼の仕事はファッションの服を作ることではなく一人でも多くの人を幸せにすることです。

昔、いろいろな分野の世界的な技術者たちがアメリカ、イギリスに集まった時代がありました。そこでたくさんの原点が生まれました。そして文化を継承してきました。

歴史的な建造物やアンティークや発明が多いイギリスという国の特徴がはっきりと出ました。

原点という視点から何も起こらずに100歳になっても変わらず使えるものは家と家具と食器と書物と筆と変わらない服と変わらない靴ぐらいでしょうか。もちろんこれ以外にもたくさんあると思います。

このように浮かび上がった通り世界中でもこの文化たちは必ずこの先数百年は残していかないといけない文化になります。

自分の感性を最大限に高めつつ伝統を継承し幸せな未来が訪れることをTAKIMOTOは願っています。





OX'ED SILVERラインとは


今回はまだ世の中に浸透していないナイジェルケーボンのオックスドシルバーというラインについてお話したいと思います。

オックスドシルバーとはナイジェルケーボンメインライン(日本素材、日本の職人さんが作る)の最高峰に位置づけされます。簡単に説明すると当時(1920~1930年ごろ)使っていた縫製方法や色付けなど、今世の中に存在しない技術をどうにかして復活させ現代にもう一度原点の着方や文化が残るように生産しているラインです。

ナイジェルケーボンラインナップの全て言えることですが手間をかけすぎている為量産ができないというのも特徴です。

その為、定番商品といわれているものでも一度欠品したら数か月待ちも珍しくありません。丈夫で経年変化も楽しめるので当店では一生の付き合いになっているお客様も非常に多くみられます。

どうしてもどういうシーンで着るかを先にイメージしがちですが、周りの人を惹きつける、影響させるパワーもあるので我が道を突っ走って頂けるとお店としてもとても嬉しい気持ちになります。

現在入荷している商品の事や欠品している商品の事などホームページのお問い合わせフォームもしくはインスタDMからご注文のご案内もできますのでお気軽にご相談くださいませ。


一人一人のルーツ

 

今回は私が考えるルーツと洋服の関係についてお話いたします。

洋服と自分自身のルーツは切っても切れない関係があると思います。ここでお話しているルーツという表現は「自分が今まで目にしてきたもの、幼少期の記憶などをたどる」という意味です。

例えば幼少期のころいつもおじいちゃんがオープンカラーシャツでカブに乗っていた記憶があったり、その当時のグリーン、ネイビーの色褪せたカラーリングが目に焼き付いていたり。自然の中の経験で言えば葉っぱが落ちる音や山の中の匂いなど。

それは全て自分が目にしてきたもので他の誰にもまねできない経験です。これが実は良いものを選ぶ感覚と感性を育ててくれる一番重要な要素だと思います。

私個人としてはおじいちゃんの記憶が強く軍隊にいた時の写真も覚えています。
厳格な人でしたが私にはとてもやさしくて大好きでした。

そして最近やっと気づきました、あの時のおじいちゃんの様な色や雰囲気のアイテムが似合うことを。

幼少期のころの記憶だけではなく大人になってから目にした経験にも要素が隠れています。ネガティブな方向で記憶をたどらずにポジティブな方向でたどって頂けたら何かルーツが見つかるかもしれません。

TAKIMOTOはそんなワクワクした生活を願っています。



ナイジェルケーボンと言えば


今回はナイジェルケーボンを語るうえで欠かせないアイテムと言えば?

やはり

・BRITISH OFFICER'S SHIRT
・RAILMAN DENIM PANT

ではないでしょうか。

まず、BRITISH OFFICER'S SHIRTとは
ナイジェルケーボン(NIGEL CABOURN)のブリティッシュオフィサーズシャツ
1940年代の英国士官が着用したシャツをベースにしたデザインです。

前タテが第5ボタン位置で終わり、大きくカーブした左身頃が続きます。前タテを持たない第6ボタンは、共地のパーツにより補強されていて、シャツの着用方法がパンツインが主流だった頃の機能性を優先させています。

タテ糸にコットンの短繊維をくしけずるようにする工程を施したコーマ糸を使用しています。毛羽が少なくしなやかで肌触りが良く、しかも強靭で光沢があるのが特徴です。ヨコ糸にはスーピマ・コットンとサンフォーキン・コットンという超長綿を掛け合わせた単糸です。このヨコ糸が太番のため、全体に厚みと迫力があり、自然でまっすぐなムラが生じ、豊かな表情を作っています。
そして織り上がった生地には、上質なコットン繊維が持つ、ツヤのある自然な光沢が見られます。
襟元は隠しボタンダウンになっているので衿の形が崩れにくくなっています。隠れた部分への拘りに妥協を許さない、ナイジェルケーボンの姿勢が強く感じられる一着です。

続いて RAILMAN DENIM PANTとは
ナイジェルケーボン(NIGEL CABOURN)のレイルマンデニムパンツ - ワイド
1900年代初頭、鉄道員に愛用されたビンテージデニムをベースにしています。 股上が深く、すそ幅が広い、ワイドタイプのデニムです。当時のファブリックの設計は元々意図したものではなく、戦時下のデニム工場で場当たり的に誕生しました。
ワークウェアとして大量生産すべきファブリックでしたが、物資そのものの不足、供給の不安定さにより同じ太さの番手の糸の入手に苦しんだということです。
経糸はある程度まとまった量の同番手の糸をセットする事が織物業界の常識でした。
デニムの生産は急務であったために、デニム工場はやむを得ず、手に入る異番手、すなわち太さの異なる経糸を、入荷した順にランダムにセットして生産を行いました。
この極めて特異なデニム生地は、戦時下のある特定の工場で生まれ、物資の安定した戦後にはすぐ消えてなくなりました。
本ファブリックは、5番、6番、7番とそれぞれに微妙に、しかしはっきりと異なった太さの糸を完全にアトランダムにタテに掛けています。見た目では判別のつかない糸を規則性なく掛けるという作業は、現代においては非常に時間と手間のかかる困難な工程です。
起伏に富んだファブリックは履き込めば履き込む程に、その起伏に応じて経年変化を起こしますので、世の多くのデニムとは全く異なります。

どの辺がナイジェルケーボンらしいですか?とよく質問を受けますが短くまとめると、

「実際にあった生地、形や文化、出来事をベースにして現代に伝わる形を採用し何百年も受け継がれる逸品を作り続けている」ということです。

私自身もコレクター気質ですが最近は自分がいなくなった後のことを考えるようになりました。親族などにとっては自分が所有しているビンテージものも価値がなく、いなくなったら処分されてしまうかもなんて思うようになりました。でも生前いつも着ていた服となれば捨てられにくいですから笑

ナイジェルケーボンは自分がその時代に生きていた証を残しながら文化を継承できる素晴らしい服です。

ヘビーに使えば使うほどいろんな人に見てもらう機会が増えるため文化を継承できます。

販売側としては複雑な心境ですがいつもわが子のように日々商品を見送っています。

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